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シュガークラフトグランプリ2005
くるくるランドのHAPPY DAY 審査員特別賞(準グランプリ)
東京明治記念館
2005年8月20日・21日
シュガークラフトグランプリ
 毎年8月に行われるシュガークラフトグランプリ。2月には申込書等案内も届き、わかってはいるもののなかなか取りかかる事ができなかった。今までクラフト部門に出品していたものの、今回から規定が変更になり、クラフト部門はケーキが使えないということで断念。ケーキを使うのが好きなので、アニバーサリーケーキ部門に出品することに。アニバーサリーは、40センチ四方が規定サイズ。いつものごとく、規定いっぱいのサイズに。そして相変わらずカラフル・・。
 8月に入ってから取りかかったものの、ちょっとだけ考えていたものが、うまく形にならず。出品するのやめようかなとも思ったけど、せっかくの機会だからがんばろうと必死で作成。最初に考えていたものとは、かなり違うけど、くるくる巻いた動物を作ることに決めた。
シュガークラフトグランプリ  ケーキはハート型。デザイン的に丸型の方がバランスがいいかもと、散々迷ったんだけど、ハート型の方が奥行きを出すことができてよかったと思う。
 いろんな動物を作ったけど、何度も作り直したものや、ボツになったものも多く、数ができずに搬入2日前で2段にしようかと悩んだ。でも3段で考えていたのに、2段にすると小さく思えてしまい、やっぱりがんばろうと思いつつ、でもやっぱり時間ないしなんて事の繰り返し・・。
 ちなみにケーキのカバーリングをしたのは、搬入日前日の午後。一番下のプレートはシュガー専用の物を使っていたけど、カバーリング後サイズが合わないと思い、ホームセンターに行き、発砲スチロールを買ってきて自分でカット。早めに作っておいた搬入用ダンボールも合わなくなってしまって、また作り直し。かなりの時間のロスにものすごく焦っていた。
 徹夜での制作でも完成!というところまではいかなかったけど、なんとか仕上げた。ダンボールに入れた作品を手提げ袋に入れて、取っ手をつけたけど、朝だんなさまが、それを運ぼうとしたら、取っ手がはずれ、がたんと落下。朝までかかって作ったパーツが壊れたりしていて、もう大パニック。ガタガタ震えちゃった。だんなさまも「会社休もうか?」なんて言ってくれたけど、だからと言って東京まで車で行けるものでもないし、今からそんな時間もない。とにかく新幹線に乗らなくちゃと慌てて家を出た。
 ライオンはくるくるランドの王様の設定。ライオンの正面写真撮り忘れちゃった。ちなみに一番手前に子ライオンがいたものの、朝ダンボール事落とした時に破損し断念。新幹線が空いていて、1列誰もいなかったのもあり、新幹線の中でお花を作って飾った。駅から明治記念館まで歩く途中、今度は手提げ袋の取っ手がちぎれ、またがたんと落下。2度目は結構冷静。小鳥ちゃんがかなり壊れたけど、搬入前に控え室でなんとか補修。
シュガークラフトグランプリ シュガークラフトグランプリ シュガークラフトグランプリ シュガークラフトグランプリ
 くるくるランドの幸せな1日ということで、いろんなストーリーを設定。誰かに恋してるブタちゃんは、木の陰からラブレターを持って恥ずかしそうにしている。イヌ君とネコちゃんはデート中。ひなたぼっこしながら居眠り中のサル君に、楽しそうなウサギちゃん。
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 釣りを楽しんでいるカエル親子の横で、目を回しておぼれているキツネ君が・・。でも大丈夫、カッパ君が助けてくれるの。私の中で一番のお気に入りは、気持ちよさそうに泳いでいるアヒル親子とクジラ親子。
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 潜って魚を捕るクマ君と、親子ガメ。浮き輪でゆらゆら泳いでいるパンダ君。そして流氷に乗る雪だるまも。苦労した点は、寝る時間がなかったことも含めいーっぱいあるんだけど、動物たちにいろんな表情をつけようと、いろいろ工夫したとこかな。かわいいと多くの方に言っていただけてうれしかった。
 搬入日の夜、東京の友達と3人でご飯を食べに。寝てないのに気が張ってるから元気な私。地下のお店にいたので、携帯が圏外。留守電に事務局から「折り返し連絡をください」と入っているのに気が付いたのは、23時半近く。何賞なのかはわからないまま。
 そして大会初日。他の方と自分の作品を見に行って受賞プレートを見たら「審査員特別賞」。何の賞だっけ?と一瞬真っ白になるくらい予想外のもので、あまりにもすごい賞ということに気が付いてただただびっくり。審査員特別賞って名前がわかりにくいけど、準グランプリみたいなもの。グランプリと審査員特別賞は、賞の中でも憧れの賞。3年前に初めて参加した時に、私も10年後には表彰式に立ちたい!って思った翌年、立つことができ、もう2度とないかもって思っていた。いつかグランプリや審査員特別賞をなんて事、考えたこともなくて。
シュガークラフトグランプリ シュガークラフトグランプリ  一緒に作品を見に行ってくれた方々が、自分の事のように喜んでくれて、感激のあまり泣いてしまった私。前日まで「もうできないよー」なんて半泣きで作っていたけど、がんばってよかったなーって。
シュガークラフトグランプリ シュガークラフトグランプリ  デモもいくつか参加してとても勉強になった。毎回のごとく、先生方が作られると簡単そうに見えるんだけど、いざ自分がやろうと思うと難しい・・。
 ブースで型とかいっぱい買って、やる気満々で帰ってくるんだけど、帰ってきたらどっと疲れて、しばらくシュガーはいいかななんて思ったり・・。
 
シュガークラフトグランプリ シュガークラフトグランプリ
 そして表彰式。緊張。挨拶もあって、何を言おうか散々迷ったけど、とにかくこの賞に感激した事を伝えられたらいいなって。
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 すごく大きな表彰状。審査員の先生方のサイン入り。
 ベルベット素材で、とても豪華なんだけど、大きすぎて飾るところが・・。ちなみに右のは一昨年の銀賞の表彰状。すごい賞だなーって改めて実感。
シュガークラフトグランプリ  そして審査員長である服部先生との写真。シュガーとは関係なく、友達にもすごいでしょなんて見せちゃった。服部先生がすごいんだけど。
シュガークラフトグランプリ シュガークラフトグランプリ  表彰式でいただいたクリスタルのトロフィーには、歴代の受賞者の名前が入っていて、「後日名前を入れて送ります」って言われたものの、送られてきたものは、別の物で名前も入ってなかった。持ち回りとはちょっと残念。
シュガークラフトグランプリ シュガークラフトグランプリ  終了後はいろいろ取材を受けたりして何がなんだかわからずびっくり。そして作品の写真撮影。露出を計ったり、ポラロイドを撮ったりしながら、何度も調整して40分ほどかけて撮影。こんなに本格的に撮ってもらえたのもうれしかった。
シュガークラフトグランプリ  会場入り口に飾られる歴代のグランプリ&審査員特別賞の作品写真。次回は、私の作品もここに飾られるかと思うと感無量。ただ、2006年は開催されず、2007年に主催が変わって縮小されて開催されたけど、もう飾られず幻に・・。ちょっと悲しい・・。
シュガークラフトグランプリ シュガークラフトグランプリ  東京からわざわざ自宅まで取材にきてくださり、製菓製パンという雑誌にインタビュー記事が掲載。なんだかとても恥ずかしかったけど、貴重な経験に。
シュガークラフトグランプリ シュガークラフトグランプリ  明治記念館が発行している冊子にも、写真と一言コメントを載せていただき、たくさん送っていただいた。こうやってみると自分の作品ではないみたい。
 今回は、とりかかったのが遅いうえに、夏休みの子供教室の出張も多く、なかなか時間がとれず出品自体が無理かもって何度も思ったけど、がんばってよかったなーって。こんなにがんばることって普段の生活ではないし、シュガーをやっていて本当によかった。出品するだけでも意義があるし、とても勉強になるのに、すばらしい賞をいただいて、いろんな経験ができて、とても思い出深い大会になった。反省点としては、毎年だんなさまにスーパー段ボールを作成してもらっているのに、今年は自分で作ったために、2度も落として破損なんてしてしまった事。

 それから、グランプリ事務局の方に、いろいろお世話になった。もっと事務的にされているのかと思いきや、すごくよく作品も見ているし、感想をいろいろ言っていただけてうれしかった。タイトルが最初はちょっと違ったんだけど、作りかけたら合わなくて、変更をお願いしていたんだけど、「以前のタイトルはくるくる○○○でしたよねー。それが変更されてどうなるか楽しみでした」なんて言われたり。すごーいって感激。ちなみに「くるくるランドのHAPPY DAY」はだんなさまが命名。感謝!

 そして、今回もまたいろんな人にお会いすることができて、とても楽しかった。来年もまたなんて話していたのに、2006年は開催されないのがとても残念。またこういう機会があるといいな。このレポートは、早く作ろうと思いつつ、終了後半年以上経ってから書いているので、終了後すぐの感想は、ブログの方を見てね。シュガークラフト生活・シュガークラフトグランプリ
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